Season2を終えた瞬間はそれなりに満足感があったんだが、
久しぶりに見てみたところ、あまり出来がよろしくない。
台詞がすっと入ってこないのだ。
その原因は、できるだけ原文の意味をそのままにしておきたいという
私の考え方のせいだ。
この考え方自体が間違っているとは思っていない。
ただ、やり方が間違っていた。
私は文字数に頼ってぎりぎりまで台詞を詰めていたので、字幕を"読む"必要がある。
だが、このゲームはドラマみたいなものだ。
字幕は"見る"だけで済むものでなければならなかった。
字幕を読んでいると、キャラクターたちの表情やしぐさが入ってこない。
表情やしぐさに目がいくと、会話の内容が入ってこない。
まさに"素人字幕"というべきものだな。
今さら気付くというのも情けない。
翻訳している間は、あれでいいと思っていた。
時間を置いて見返してみると、色々と感じるもんだな。
Season1でも色々感じるところがあり、それを活かしたつもりだったが、
まだまだ足りない。
「シンプルで読みやすく、かつ、ぐっと来る字幕。」
老舗の沢庵みたいなもんか。
次は必ずそういう字幕を作ろう。
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