2015/10/01

TBS世界観要覧(ヴァール)

ヴァールについてのまとめ。
ネタバレありのため、クリア後の閲覧を推奨。



ヴァールとは


















神々の一柱・ハドボーグ(Hadrborg)が人間とヨックスをかけ合わせて創造したと言われる種族。巨体を有し、豊かな髭と二本の角が特徴。

この荷車を引いている動物がヨックス















男性しかおらず、繁殖能力がない。そのため、新たなヴァールがどのようにして生を受けるのか不明。ジョルンダーの言葉から察するに、長い間新しいヴァールは誕生していない様子。

寿命が数百年単位と推測されるほど非常に長い。ウビンによると、ヴァールの天寿が何歳なのか彼ら自身も知らないらしい。最年長はグロファイムに住むスノーリという者らしいが、グロファイム陥落後も生きているのかは不明。彼に次ぐ年長者であるウビンとクルーマーは互いに自分が年上だと争っている。

火が苦手であり、火を扱うイーシャを魔女として怖れるほど。


ヴァールの統治


王制が敷かれており、現在の王は五代目のジョルンダー。











初代の王は、アイナータフトとヴァールの大橋であるバーラの道を建設したアイナー。
二代目の王は、王都グロファイムを建設したアンフィニア。
三代目の王は、現在は廃墟のスクリミアステッドを建設し、シルバーストーンから
クジラを釣り上げたという伝説を持つスクリミア。ガナルフに剣を授けたのも彼。
四代目の王(注1)は、ブロッツバルカを建設したスロスター。

当代の王が次の王を選んでいるようで、次の王になる者は王のケンダー(kendr)となる。ケンダーがどのような制度なのかは不明。死亡したヴォグニアはジョルンダーのケンダーであり、次の王だと言われていた。また、ハコンはヴォグニアのケンダーであったためにヴォグニアのキャラバンを引き継いだ。

余談だが、ヴォグニアの死についてモガーが暗殺を匂わせるような発言をしている。TBS2で明らかとなるのだろうか。


ヴァールの歴史

人間とヴァールの戦い













一度目の大戦は、もともとはヴァールと人間との戦争であり、ランドウォールの覇権を巡って熾烈な抗争を繰り広げていた。人間との抗争中にカールと言う名のヴァールが造反して人間側につき、重要な役割を果たしたようだが詳細は不明。
その後、両者の敵となるドレッジが現れたために人間と同盟を締結して終戦。現在に至るまで続く同盟関係であるが、今でも人間のことをあまり良く思っていない様子。そのためか、アイナータフトには王族とメンダーを除く人間は入ることを許されない。

二度目の大戦で活躍したのがヴォグニアとハコン。また、アイヴァー(当時はイングヴァー)がサンダーを殺したのもこの大戦中。


サンダー殺害の顛末


アイヴァーは仲間とはぐれて吹雪の中をさまよっていたところ、赤子を抱えていたサンダーの一人・レイズ(破壊する者)と出くわした。そのレイズを狙って斧を投擲したが、斧は風にあおられて赤子に突き刺さる。そして、アイヴァーは絶望して抵抗しなくなったレイズを殺した。

アイヴァーはサンダーを殺したという戦功から当時の王のケンダーに推されたが、戦士として恥ずべき殺し方をしたために姿を消した。その後にたどり着いたのが東の果てのスコーグだった。なお、失踪したアイヴァーに変わって王となったのがジョルンダーである。そのジョルンダーによると、メンダーを除いてサンダーを殺した者はアイヴァーの他にはいない。ヴァールの中では、アイヴァー(イングヴァー)は相当な有名人らしい。



(注1)The Official Banner Saga Wikiの記載によるとジョルンダーが四代目となっている。しかし、地図におけるブロッツバルカの説明文にははっきりと"Throstr, fourth king of the varl"と記載されている。

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