2015/12/06

もう終わりたいTBS校正

今日は焦った。
操作をミスしたらしく、昼前くらいにデータを吹き飛ばしたから。
2週間分くらいの作業を失くしたかと2分くらい悶絶しながら
床を転げまわっていたが、昨晩のデータを復元できたお陰で
2時間程度の損失で済んだ。ありがとうwindows。

その後は気分を切り替えるために部屋の掃除をしていたので、
今日は実質的にはほとんど作業ができていない。
くっそー、最悪でも今日で片付くと思っていたのだが。

話は変わって地図の翻訳について。
以前、二又川(The fork)の説明文についてご意見をいただいたので
改めて翻訳を考えて自分なりに結論を出してみた。

長いので畳む。


(原文)
When the varl were building Skrymirstead and fishing from the Silverstone
there was a competition to see who could pull in the most fish.
Most people know the legend of Skrymir standing at North Tongue
and pulling a whale out of the bay using the Worldhook,
but not many remember the varl
who caught a whale's weight in Silverscale standing at the Fork.

(前の翻訳)
スクリミアステッドが建設中の頃、シルバーストーンで
釣りをしていたヴァールたちは誰がもっとも巨大な魚を釣るかを競っていた。
北の舌にてスクリミアが『大海の釣り針』で
クジラを吊り上げたという伝説は多くの者が知っているが、
二又川にてシルバースケイルからクジラに匹敵する魚を
釣り上げたヴァールがいることはあまり知られていない。


ご意見をいただいたのは、スクリミアが釣り上げたクジラを無名のヴァールが
"受け止めた"のではないかという点と、シルバースケイルというのは
"そのヴァールの名前"ではないかという点だった。
ちなみに、Silverscaleという単語はこの一か所でしか登場しないので
他に手がかりとなるものはない。

前者については確かにその通りだと思った。
私が間違いなく間違っている。

次に後者だが、こちらは立ち止まって考えてみた。
受け止めたという話になると、Silverscaleが場所の名前だというのはおかしい。
そもそも場所の名前として翻訳したこと自体が無理やりだった感じがある。
その一方で、ヴァールの名前にしてはスペルに違和感がある気がした。

Iver, Hakon, Ubin, Gunnulf, Mogr, Krumr, Jorundr, Silverscale

Silverscaleだけ英語的過ぎるというか何と言うか。
地名でも人名(ヴァール名)でもないとすると道具かな、と思った。

"in"は身に着ける用法でも使うよなぁ。あれ、Silverscaleって鎧っぽくね?

そんな感じ。(実際は小一時間考えた)

結局翻訳はこうなった。


(新しい翻訳)
スクリミアステッドが建設中の頃、シルバーストーンで
釣りをしていたヴァールたちは誰が最も巨大な魚を釣るかを競った。
スクリミアが『大海の釣り針』を用いて
北の岬でクジラを釣り上げたという伝説は多くの者が知るところである。
ところが、釣り上げたクジラを二又川にて受け止めたという
銀の鎧を着たヴァールのことはあまり知られていない。


何だか翻訳がすっきりしたな。

ご意見をいただいていなければ前の翻訳のままで終わっていたはずだ。
こういうことがある度にブログをやって正解だったな、と感じる。
やはり人の目が入るというのは大切なことだ。

上の翻訳でもまだおかしいぞ、と思う方がいればコメントください。

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